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【PSMoblie】不思議の国のラビリンス【ローグライク】


2014.11.21.Fri.21:06
不思議の国のラビリンス(ふしぎ-くに-、略称:)

husigi_laby_logo.jpg

2014/1/13 記事作成
2014/11/21 レビューをちょっとだけ修正・簡易攻略メモ更新

プレイ期間:エンディングまで(冒険回数2回)
プレイ料金:基本無料アイテム課金
現在までの課金額:0円

開発:ライドオン・インコーポレイテッド
ジャンル:ローグライクRPG
プラットフォーム:PSMobile(PSVita、AndroidOS)
プレイ人数:1人

評価

ゲーム性:3
独創性:2
グラフィック:3
音楽:2
やり込み:2
見抜き:2
課金度:4
運営:なし
民度:なし

ポイント
・アイテム課金式
・良く言えば懐かしい、悪く言えば古臭いローグライク
・ゲームバランスはキツめ
・素潜り推奨ゲーム
・バグが多い?
・やり込み要素は比較的少ない?
・攻略情報のまとめサイトがない
・スコアはオフラインのみ

-概要
 スマートフォンやPSPのゲームソフト「不思議の国の冒険酒場」(元々は携帯ゲームだが)のスピンオフ作品。盗賊の少女リーディアを操作し、ダンジョンの奥深くに眠る秘宝を持ち帰ることがゲームの目的である。基本プレイ無料のローグライクRPGでアイテム課金方式を採用しており、ゲーム中の好きな時にいつでもアイテムを購入したりすることができる。

-システム
・基礎

 ローグライクの基本的なシステムは大体あるため、説明は割愛させていただく。満腹度はデフォルトは100。アイテム所持数は8x3の24。またLV上限は30と低い。
 このゲームならでは、と言えるような目玉のゲームシステムは特に無い。グラフィック面では、RPGよろしく戦闘アニメがカットインのように挿入される。
husigi_laby_0.jpg
 ▲確かにこのクォータービューは原作通りだが。

・料理システム

 料理絡みの話は「不思議の国の冒険酒場」にもあった……いや、物語の根幹に絡む要素だったが、こちらでも料理システムがある。ダンジョンに入る前に食材を組み合わせて料理を作り、食事を取ることができる。食事をとることで、経験値や最大HPアップなどといった恩恵を受けることができる。便利なものでは、力+3や視界+1などもあるようだ。課金で料理を作ることもできるが、使ったことがないのでよく分からない。
 食材はダンジョン内で拾ったり、敵がたまに落とすことがある。所持アイテム等とは別に確保される。ダンジョン内で倒れたとしても食料は別に確保され、持ち帰ることができる。深層の敵ほど高性能な料理が作れる食材を落とす模様?

-評価点
・PSVitaでプレイできるローグライクゲームであること

 PSVitaでプレイができるローグライクゲームは、今のところ「聖魔導物語」、PSP版「風来のシレン4」、ゲームアーカイブスのSIMPLEシリーズ「THEダンジョンRPG」、「チョコボの不思議なダンジョンシリーズ」、そしてこの「不思議の国のラビリンス」がある(と思われる。探せばもっと出そう)。トルネコの大冒険2や3はアーカイブスで配信されておらず、PSPシレン3も微妙ゲーDL版が無いためVitaではプレイできない。PSPのDLゲームであるバクマツ維新伝もシレン3とは比較にならない程のクソゲーPSPでないとDL・プレイ共に不可。この「不思議の国のラビリンス」はAndroidやiPhone等からもプレイは可能ではあるが、Vitaからもプレイができるということは評価の一つに値してもいいと思う。最近のコンシューマーゲーム事情では、あまりローグライクは流行っていないという現状があることには目を瞑って。
 余談だが、先述したゲームのうちVitaでしかプレイできないものは「聖魔導物語」のみであるが、これは評価がイマイチである(自分は体験版しかプレイしてないが)。またTHEダンジョンRPGは安さだけが取り柄という点が強い。PSP版シレン4、チョコボの不思議なダンジョンシリーズは良作・名作なので、充実したローグライクを楽しむならそちらを遊んでみると良いだろう(謎の宣伝)
 
・課金の必要がほぼ皆無
 まだエンディングまでしかプレイしていないが、今のところ課金が必要になった場面はない。課金でしか入手出来ないアイテムはあるものの、攻略には必須ではない。ある特定のアイテムの出現率が極端に低いだけで、どの有利アイテムも比較的出現してくれるため、アイテムが無いが一時しのぎはしたい時や、武器や防具を一気に強化したい時だけ課金でできるようになっている。さらに、初期で課金ポイントを50持っているので、その分で一部のアイテムは購入できる。

-問題点
・素潜り推奨ラビリンス

 ダンジョンでHPが0になり倒れると、持ち物は全てなくなってしまう。しかし貴重なアイテムは持ち帰りたいし、できれば武器や防具は強化を重ねて攻略を有利にしたいと誰もが思うはず。しかし、ダンジョンからアイテムをすべて持ち帰ることができる帰還の書の出現確率は、このゲームでは異常に低くなっている。初代トルネコでもそれほど出現率が高いアイテムではなかったが、20階には必ず落ちているので、そこを目標にして少しずつダンジョンを攻略していくことが出来た。このゲームではそういった持ち帰り保障は無く(もしかしたらあるかもしれないが……)、強い武器を手に入れてもそれが持ち帰れるかどうかは運次第な上、仮に持ち帰ったとしても、帰還の書を複数枚入手出来ていないと、その武器を強化のために持ち込むことすら躊躇われる。
 結果として、どうしても素潜り的なプレイになりがちである。

・視界の問題点
 ゲーム後半で作れる料理や、課金で作れる料理は高性能なものなのだが、この中に視界が+1されるものがある。初期状態の視界は周囲8マス(1マス先が見える)で、これが+1されて周囲24マス(2マス先が見える)になると、通路で敵から先制攻撃を受けづらくなるという、非常に大きな恩恵を受けることができる。だが、その料理を食べることができるようになる前でもこちらが1マス先しか見えない時でも敵の視界は2マス先まで見えてしまうため、倍速で逃げる敵(金やアイテムを盗む敵)に隣接するのが困難になってしまう(自分が見える前に敵が先に見えるため、敵が巡回ルートを外れて近寄る、または敵が先に自分を見つけて逃げることになる)。そこら辺りの調整は困難だったのだろうが、だったら最初から視界1マスもしくは2マスで統一しておけという話である。

◯例を出してみる。◯=プレイヤー、□=視界、■=暗所(見えない)、●=敵
パターン:通路内。プレイヤーの右に敵。敵の進行方向は左、敵は倍速と仮定。プレイヤーは右に敵が逃げたことが分かっている
自ターン1:プレイヤー「素振りして待つぜー」 → 素振りを選択
■■■□◯□■●■
敵ターン1.1:倍速の敵の1ターン目。左に移動。敵の視界は2マス先までなため、敵の視界には入る。プレイヤーの視界には入らない。
■■■□◯□●■■<うおなんか居る
敵ターン2.2:倍速の敵の2ターン目。プレイヤーが見えているので、敵は右に逃げる。プレイヤーの視界では分からない。
■■■□◯□■●■<にげろー
■■■□◯□■■●
■■■□◯□■■■
■■■□◯<腹減ってきた
 敵が仮に等速だったとしても、やはり同じように逃げられる。敵の視界が1マスだった場合は、敵ターン2.2でもプレイヤーは見えておらず、左に移動するため隣接することになる。この視界の差が一番辛い。というか敵の視界が2マスあるのが辛い。もしかしたら敵の視界=プレイヤーの視界+1かもしれないが、そこは検証が必要だろう。
 自分の視界が2マスの場合は、一瞬画面に敵が映るのでそこに居ることが分かる……のだが、このゲームでは倍速の敵の見た目上の移動方法が、移動先と移動元のマス間を飛ぶように移動するだけなので、移動先と移動元が同じ場合は動いていないように見えてしまう。どうしようもない。

 ……と長々と語っていたが、自分が視野1マスの時は敵も視野1マスになっていることが個人的な検証で判明したので、問題点としては取り消しをさせて頂きたい。ただし、倍速の敵の移動が、移動元→移動先と瞬間移動したように見えるので、倍速で逃げる敵が目の前を通ったかどうかが分からない、という問題点は残っている。
husigi_laby_1.jpg

・少々テンポが悪い
 戦闘時はRPGよろしくカットインが入り、一部の書物を読んだ時にエフェクトが表示される。がこれのお陰でゲームテンポが悪くなっている気がする。あまり気にはならないが、快適にテンポ良く進められるというのはローグライクゲームの一つの条件みたいなものなので、何かしら改善して欲しいところである。システム自体はあって悪いものではないので、等速・倍速・表示しないという選択が出来れば良かった。

・店とゴールドの問題
 ゴールドをダンジョンに持ち込むことができない。行商人がダンジョンで出現するのだが、ゴールドを持ち込んで有利にするということができない。ゴールドはダンジョンから戻った際に勝手に貯金され、一定額を超えると倉庫拡張が行われるだけである。初代トルネコでもそんなシステムだったが、こちらはダンジョン内では店が出現する可能性があるので、持ち込みたいと思う人は少なくないはず。
 それに関連して、ダンジョン外では店がない。そのため、ダンジョンに潜るというのに自前の倉庫以外は何も準備が出来ずダンジョンに潜ることになる。不要なアイテムも売ることが出来ず、捨てるしかない。どうしてもゴールドに変えたいなら、いちいちダンジョンに潜って、5F毎に出現する行商人に売らなければならなくなる。面倒臭い。
 余談だが、スピンオフ元の「不思議の国の冒険酒場」では食材などを買うことができたフレットの店(酒場の左)だが、今回は倉庫拡張以外は何も関わってこない。それこそ食材の購入や、アイテムの購入や買い取りなどが出来れば、利便性も高まり、原作を意識したシステムとしてもできたはずである。
husigi_laby_2.jpg
 ▲なお、この倉庫解放イベントはラビリンスに1回以上行った後に酒場に入ると発生する。

・システム周りが古臭い
古臭いのは良いが、仕様自体が洗練されていない所が多々見受けられる。先程取り上げた店とゴールドの問題も同様。
 ◯壺やヤバイもの、スキマなどと言った入れ物系のアイテムは存在しない
 ◯武器防具の合成が出来ず、修正値や特殊能力の合成はできない。
 ◯ダンジョン内では店があるが、お金の持ち込みは出来ない。
 ◯敵の状態異常が分かりづらい(睡眠だけはアニメの可否で判断可能)
 ◯マス目表示がないため、位置関係が掴みづらい(慣れれば良いが)
 ◯前述したが、倍速の敵の移動ルートが表示されない
合成が無いとか、入れ物がないとかいう仕様は分かるが、システム面はもうちょっと洗練されていてもよいだろうと思う所がある。

-その他細かい所
 ◯課金の必要が無いとは前述したが、基本無料なため発売側から言えば利益が取りづらいということでもある。個人的には、追加ダンジョンをアンロックできたり、操作キャラクターを変更できたりするようなシステムの方が良かったのではないか、と私は考える。
 ◯命中率が低く設定されているのか、乱数の生成が偏っているのか分からないが、やや攻撃ミスが多い。
 ◯初期の段階で作れる料理は「経験値+5」や「一時的に最大HP+15」程度のものしかなく、コレクション的な目的以外では殆ど意味が無い。
 ◯倉庫拡張は冒険を1回する度に1段階拡張されていく。時間がかかるのは問題点ではないが、最初のチュートリアルダンジョンを突破した際に拾ったアイテムは、全てそのままメインダンジョンであるラビリンスに持ち込むことが可能なので、倉庫拡張が進んでいない段階よりも、フルでアイテムを持ち込めるこの時点の方が圧倒的に目標階を狙いやすい。しかしながら、チュートリアルダンジョンは踏破すると入れなくなる。ローグライク初心者に配慮するならこの時点で倉庫が使えるようになっておくべきだし、1から挑戦させるつもりなら、クリア時点でアイテム全廃棄でも良かったはず。
 ◯バグが少し目立つ。詳細は下に。
 ◯トルネコ(やドラクエ)における小さなメダルのように、集めることで特典などが解禁されるアイテムがあるのだが、5つ要求された場合は5つ一度に渡す必要があり、少々面倒くさい。
 ◯チュートリアルダンジョン突破後、料理絡みや倉庫絡みのイベントは店に入ると進行するため、それを知らないままラビリンスに入ってしまう可能性がある。
 ◯スコアはオンラインで競い合えるわけではなく、個々で保存されるのみ。あったらあったでサーバー代が掛かるわけだし、チート対策もしなければならないので、無くても仕方のないことだとは思われる。
 ◯攻略情報の載ったまとめサイトがない。一応追記にエンディングまでの簡易攻略情報を載せておくがあまり役に立たない可能性が。2chには不思議の国シリーズの総合スレとまとめられて存在するので、そちらで質問してみるのも良いかもしれない。
 ◯転移(トルネコでいうルーラ、シレンでいう高飛び)のワープ先が、今居る部屋も含まれてしまうため、運が悪いと状況が悪化することがある。
 ◯杖の魔法弾が出なかった時が非常に分かりづらい。

-気になった不具合(エクスクラメーション付きは確認がとれていないor確証がないかのどちらか)
 ◯メッセージの表示が追いつかないことがある(閃光の書をモンスターハウスで使った時など)
 ◯突如強制終了する?
 ◯階段処理が自分行動ターン中に行われる?(モンスターが階段の隣に居ても殴られない)
 ◯階段にダッシュで乗り階段を降りると、次の階に降りた瞬間勝手にダッシュしていく。
 ◯ダッシュでアイテムの上に乗ってもアイテムが何か表示されない(足元を見れば分かる)
 ◯罠を見つけた後に発見の指輪(罠が見えるようになる指輪)を付けて外すと罠が見えなくなる?
 ◯料理でHPが最大値を超えていると、回復薬等の最大HP上昇効果が発揮されない。
 ○影縛りしている所に猛毒の薬を当てるとフリーズする?
なお、2014年5月7日にアップデートされており、不具合が修正されている模様。修正内容は公式には記述されていないが、上記の問題が解決されている可能性もある。

-総評
 有名シリーズと比較するのは酷な話だが、システム面でいろいろと不備なところが目立っている点についてはどうしようもないだろう。基本プレイ無料ではあるが、課金させようという気がないことについては嬉しくもあり、逆に心配でもある点の一つ。
 しかし、バランスも少し難しい方向ではあるものの安定しているし、無料でプレイできるという点から見れば、挑戦しやすい(クリアしやすいとは言ってない)位置のローグライクゲームになっている。ローグライク初心者には少し慣れが必要だと思われるが、癖の強い要素もなく、いい挑戦状になってくれるかもしれない。一方経験者から見るといろいろと不満点が上がるが、プレイが不可能だったりバランスが超絶崩壊しているようなレベルではないので、気になったらプレイしても悪くはないだろう。無料だし、Vitaじゃなくてもできるし。


以下項目別評価
・ゲーム性
:3
 ローグライクゲームである。楽しい。システムは古臭いが、初代トルネコの大冒険みたいななものが無料で遊べると考えれば、相当に太っ腹である。システムが洗練されておらず、いろいろ目につくところはあるが、そういった点も含めて楽しめる。

・独創性:2-
 特に目立った独創的なシステムがない。オンラインでスコアを競えるわけでもなく、料理を作り原作通り店を開けてお金を稼ぐなどといったこともない。ローグライクのシステムはある程度完成されているので、何か新しいものを求めるのは難しいかもしれないが、他のゲームにはないこのゲームにしかない特徴、といったものがないのが辛い所である。言ってしまえば「不思議の国」シリーズのキャラで、初代トルネコのシステムを作ったような感じである。目新しさは皆無。

・グラフィック:3
 ドット絵の作り込みはなかなかいい感じ。キャラクターの顔グラも可愛いように出来ている。

・音楽:2
 記憶に残っていない。

・やり込み:2
 やりこみ要素はあまり多くない。コレクションするようなものも無く、いろいろなダンジョンに潜れるわけでもない。一応、公式の壁紙が見れるパスワード付きのレア武器などがあるみたいだが、ほぼ空気である。冒険の履歴……のような、何か実績のようなものがあれば良かったの。

・見抜き:2
 できないことはない

・課金度:4
 課金の必要性がほぼ無い。強いて言えば帰還の書の入手確率が低いことだが、それは素潜りとプレイングでなんとかなる範囲ではある。逆にそれぐらいしか課金が必要になる場面が無いのに基本プレイ無料というのが、いちコンシューマーとしては非常に不安になる。

・運営:なし
・民度:なし

オンラインゲームではないので無し。

追記には簡易攻略メモを用意。本当に簡易なのであまり役にたたないかも。
-簡易攻略メモ(エンディングまで)
 攻略関係のWebページがないことと、このレビューブログに攻略を求めてやってくる方がとても多いみたいなので、簡易的にですが更新していこうと思います。ある程度溜まってきたら別のページに移動して続けたいと思います。

・メモ
 ◯ローグライク経験者にとってはそれほど難しい話ではない。仕様を理解すればすんなりエンディングまでは行けるはず。
 ◯帰還の書(トルネコで言うリレミトの巻物、シレンで言う持ち帰りの巻物)の出現率が異常に低いため、武器を強化することは考えない方が良い。
 ◯このゲームは合成が出来ないため、剣は特殊剣かミスリルソード(7/20)並みの威力の武器を狙って強化したい。レア武器のライドオンソードは竜特攻だが基本攻撃力が5と強化が前提で、繰り返し強化が行いづらいこのゲームではあまり役に立たない。
 ◯また、同じく防具もできるだけ特殊盾を強化していきたい。オススメは吸血関係を全カットできるシルバーシールド(4/12)か、炎半減のドラゴンシールド()。錆防止は付けられるなら付けたいが、別に無くても良い
 ◯食事はすれば一応有利にはなる。しょっぱい経験値や一時的に~系ではなく、~回防ぐや最大値を増やす系の料理がオススメ。
 ◯力を下げるケイブバット、レベルを下げるスケルトン、力の最大値を下げるバンパイアにはできるだけ先手を取らせない。斜め方向でも特殊能力を使ってくるので注意。
 ◯敵が混乱・幻覚状態でプレイヤーと隣接していると、8方向のどこかに攻撃を行う。このため、隣接していると逃げられることがなく追う手間が省ける。
 ◯薬・杖以外のアイテムを投げるとそこそこのダメージを与えられるので、アイテムに空きがある際はいらないアイテムを持っていると飛び道具として活用できる。
 ◯13階頃から敵が強くなり始める。装備が辛い時はレベリングを重視したいが、杖などは節約したい。
 ◯武器が弱くレベリングが不足していると、ゴーレムや吸血鬼等が出現し始める17~21階頃から正面から殴りあえなくなるため、杖を活用しつつ正面の敵を倒して進む。即降りするか巡回するかは手持ち次第。
 ◯一番ラビリンス目標階層を目指しやすいタイミングは、実は「チュートリアルダンジョンクリア後」。アイテムをフルで持ち込めるため。つまり2回プレイでエンディングを迎えることになる。実質1発プレイにはなるが、狙ってみる場合はチュートリアルダンジョンで有用なアイテムを集めておくこと。
 ○行商人は5F毎に必ず登場する。積極的に利用していきたい。アイテムは拾わないので、地雷で巻き込んで殺す必要はない。

・キーアイテム
総じてダメージが出にくいので、なんとかしてダメージを稼ぐ。
 ○バトルアックス
 硬い敵に特攻。そいつらに打つ火炎の杖を節約できる。序中盤で特に役に立ち、特にミミック・ゴーレムの対処が楽になるので、そこまでには拾っておきたい。これより強い武器を拾えていれば強化はしなくても良い。
 ○ホーリーソード
 不死系特攻。主にスケルトンを1確(+飛び道具)で倒せるようになるための武器。優先度はあまり高くないが、ライドオンソードを拾っておらず、高威力武器が他に無い時はこれを強化していこう。シルバーシールドも合わせて持つと、厄介なスケルトンやバンパイアを封殺できるようになるため、その階層の安定度が高まる。
 ○高威力武器
 つまりはメイン武器。ミスリルソード並の基礎攻撃力があるなら、是非とも強化を集中させていきたい。
 ○ドラゴンシールド
 ドラゴンの炎は痛いが、直接殴りあうのも辛いのでメイン盾という認識で。
 ○シルバーシールド
 吸収系を全カットできる。スケルトン・バンパイア地帯で安心してレベル上げが行える。持ち替え用のサブ盾としてはやや不安なので、こちらを強化していっても良い。
 ◯発見の指輪
 罠が見えるようになり、罠チェックの手間が省ける+ワープの罠を利用できる。ゴーストは見えない。落とし穴が厄介なので是非とも装備したい。
 ◯盗賊の指輪
 出るらしいけど見たことない。というか指輪が出ない
 ◯銀の矢
 貫通効果はないが、高威力+デーモン系特効が非常に強力で、デーモンを1発+1撃程度で倒せるためダメージを少なくできる。
 ◯結界の書
 足元に何もない時に読むと結界が発生し、敵から攻撃を受けなくなる。単純に強力。特殊攻撃も受けなくなる?
 ◯閃光の書
 最大HPの50%の値に防御を加味したダメージを与える。序盤ではカスダメにしかならないが、中盤以降は遠距離攻撃としてそれなりに有用。
 ◯モフチケット
 倉庫が育つまでは無視でも良い。どうせこのゲーム帰りづらいし
 ◯腐ったパン
 食べるとHPが減っていく毒状態になるが、階段を降りることで解除できるため、階段の上で食べよう。胃袋は強いようだ。
 ◯杖全般
 強い。主に混乱・鈍足・睡眠の杖を集めていきたい。封印の杖も拾っておきたいが優先度は落ちる。武器の強化が難しいことと、敵が硬いこともあり、全体的にダメージが出ないので、火炎の杖も2本ほどあると快適になる。転移の杖は1本あれば良い。行商人から買える杖は識別されているが回数が1回しかない。無いよりはマシだがそれにも注意。ちなみに売却額0の杖は回数が0である。
 ◯薬全般
 状態異常系の薬は投げつければ強いが、使い勝手が微妙なものが多く、優先度は低い。アイテム欄が余っていたら持つ程度でいいだろう。また、最大HPが上がりにくいため、回復薬の最大HP増加の恩恵が大きい。
 解毒の薬は力を回復できないので注意。霊感の薬も罠は見えない。
 ◯パン全般
 フロアが狭く満腹度が減りにくいこと、出現率は高いこと、腐らせる罠がないこと、アイテムの入れ物がないこともあるので、大きなパンを1つ持っていれば十分だろう。心配なら2つだが、余っているならレベリングや稼ぎを行うべきか。
 ◯強力の薬
 力の回復薬であるが、最大値だと+1される。力を回復する書物が妙に出づらいので、1つは回復用として持っておくのも良いかもしれない。
 ◯帰還の書
 出ない。運良く出ても、持って帰って嬉しいのはレア武器か育成武器、モフチケットぐらいなもので、恩恵は薄い。所持アイテム枠にも割と余裕が無いので、いっそ拾わないという選択肢も無くはない。

 アイテム枠に余裕はないが、欄を余らせるぐらいなら埋めておいた方が良い。書物や武器防具などは1回限りの飛び道具として使えるし、シルフ対策にもなる。

・注意敵(ちょっと記憶が曖昧だしもっと強い敵が居たり単純に抜け落ちてたり)
 ◯ケイブバット…4~11Fに出現。
 吸血が面倒臭い。杖を使う程ではないが、こいつが1確できるようになるまでは力を回復させたくない所。
 ◯ヘルハウンド…9~15Fに出現。
 ある程度の武器とレベルがあれば2確だが、盾がないとめちゃくちゃ痛い。浅い階での経験値はやや美味しい。
 ◯シルフ…10~18Fに出現
 倍速1回+盗み。アイテムを盗まれる前に倒すと確実にアイテムを落とすので、こいつが出現する階層では杖を使ってでも稼いでおきたい。盗まれてもワープはしないので、部屋構成にもよるがアイテムを取り返しやすい。あとHPが高い。
 ◯ラフレシア…10~18Fに出現
 盾の修正値を1下げる。盾を外して対応。こいつもややHPが高い。
 ○バイソン…13~20Fに出現
 脳筋かつHPが高い。装備がないとやや厄介だが、育っていれば経験値のカモにできる。
 ◯スケルトン…16~21Fに出現
 レベルを1下げる。特技を絶対に使わせないこと。
 ○ミミック…19~?Fに出現
 高HP高防御。火炎の杖で焼くには苦労する。バトルアックスがあれば経験値のカモ。
 ◯ゴーレム…21~?Fに出現
 高火力高防御。火炎の杖で焼くとあっさり落ちる。バトルアックスがあれば大体2確定なので、見えたら持ち替えたい。
 ◯吸血鬼…21~?Fに出現
攻撃力は低めだが、HPが高い。そして力の最大値を下げる吸血がとにかくヤバイ。シルバーシールドが無ければ杖を使って特殊能力を封じて戦うこと。
 ◯サキュバス…21~?Fに出現
 いわゆるおおめだま。同じ部屋にいると混乱状態にしてくる。通路で引きこんで倒したい。部屋が狭いことと、HP攻撃共に低めであることも重なり、本家に比べ対処はし易い。
 ◯デーモン…24~?Fに出現
 倍速1回。銀の矢を当てて、その後の通常攻撃で倒すのが理想。
 ◯ドラゴン…?Fに出現
 つよそう

・階層別攻略(現在攻略中)
 ○1~4F
 超序盤。余程運が悪かったり、ヘマをしたりしない限りは死ぬことはないだろう。4Fから出るケイブバットには注意したいが、この段階なら吸われてもそこまで影響はしない。
 ○5~9F
 序盤の強敵であるゾンビが登場する。火炎の杖だと1確だが、あまり使いたくはない。9Fからは高火力なヘルハウンドも登場する。盾が弱かったり、ケイブバットに力を吸われすぎていると相当に辛いことになるので、そうなってしまった場合はアイテムと相談して最初からやり直すのも手。
 ○10~15F
 稼ぎ所であるシルフが登場。是非ともアイテムを盗まれる前に倒し、このあたりの階層で稼いでおきたい。ただし、敵の出現頻度はあまり高くないので、食料に余裕がないときは無理をして稼ぐ必要はない。
 ○16~20F
 シルフは引き続き18Fまで登場するものの、LVダウンが非常に厄介なスケルトン・殴り合いに強いトロルが出始める。シルバーシールドがない時は稼ぐのは諦めよう。LV18辺りからLVが上がり辛くなってくるというのも大きい。
 ○21~23F
 ゴーレム、バンパイア、サキュバスと厄介な面子が揃ってくる。シルバーシールドがあればレベリングはできるが、無ければこの辺りから即降りを視野に入れる。
 ○24~?F
 デーモンが出現し始める。銀の矢が溜まっていれば問題ないが、基本的にまともに殴り合える相手ではないので、即降りを意識。ドラゴンも出始めるけど回避しつつ即降り。

以降現在攻略中。アビスもまだ出てないです
コメント
vitaで出来るローグライク
シレン4があるよ。dlばんも有り。
Re: vitaで出来るローグライク
コッパさん
> シレン4があるよ。dlばんも有り。
コメントありがとうございます。
そういえばシレン4はPSP版出てましたね。買おう買おうと思って買ってませんでした。
レビューを修正させていただきます。
No title
問題点に書いてある事がなんとも微妙
視界について統一と書いてあるが例えば2マス統一にしたら料理で補正を付けるという特徴をぶっ壊すことになる
補正をかけて敵と同等になれるというのに何が不満なのかわからない
システム周りが古臭いと言うが新しい物ばかりがいい物でもないしそもそもローグ系のゲーム自体のシステムが無印トルネコやシレンで完成されているのに新しい!!斬新なシステム!!っていうのはあまり良い事につながらない(シレンの昼夜みたいに)
マス目表示なんてミニマップでもわかるし直線かどうかなんて見ればわかるものだと思うんですがね
斜めに関しては他のゲームでもというかグリッド線が入っていたとしても距離があればわかりにくいから批評するのはおかしい
戦闘モーションはたしかにテンポ悪い部分はあるが言うほどの事?
レアアイテムに関しても課金アイテムが出にくいのは当たり前
そもそも良い性能なのだからでにくいのは当たり前でしょうが
どんなゲームだってそうです
もしもこのゲームが5k辺りの金額で売られているのならばこのレビューは間違ってはいないが
無料で遊べて課金しなくても普通に進めるゲームであるため
ここまで厳しい批評にするのはいかがなものかと
Re: No title
米さん

コメント返信が遅れました。申し訳ありません。

問題点は多数提示しておりますが、総評の項目で記述しておりますように
「古臭いが遊びやすい」という点がこのレビューにおいての結論ですので、
私個人としてはこのゲームに厳しい評価を付けたつもりはありません。

しかし、厳しい評価だと読者に思われるようなレビュー内容になってしまったのは明らかに私のミスです。
私自身、ローグライクが好きな人間なので、ご指摘にあるように、
少し過剰な部分まで問題点として取り上げてしまったのだと思います。

コメントありがとうございます。
レビューを再構成する機会があれば、ご指摘の内容を考慮して書かせていだたきたいと思います。
No title
かげしばりしてる所に猛毒当てたらフリーズした
生還でてただけにがっくりだ
皆さんもお気をつけくだされ

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