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【ブラウザゲーム】燐光のレムリア


2013.03.05.Tue.11:16
燐光のレムリア(りんこうのれむりあ)

13/03/05 レビュー文を大幅に加筆修正・スクリーンショット追加
12/12/26 記事作成


レムリアロゴ

(C)USERJOY JAPAN Co.,Ltd. All Rights Reserved.
(C)FUNYOURS Technology Co.,Ltd. All Rights Reserved.

プレイ期間:3ヶ月ぐらい
現在の課金額:0円

運営:USERJOY JAPAN
ジャンル:シミュレーションブラウザゲーム
プラットフォーム:PC(インターネットブラウザ)
ゲームガード:なし
備考:ブラゲー

評価
ゲーム性:3
独創性:2
グラフィック:3
音楽:1
やり込み:3
見抜き:3
課金度:4
必要スペック:4
運営:4
民度:4

クソたまの記事の更新ばっかりするのもアレなので新規記事を。
2013/03/05、レビューになってないレビューだったので大幅な修正を加えることにした。

remuria_0.jpg
普段手を出さないブラウザゲームのレビューを続けて3記事目。
なんだかんだ言って暇潰し、放置で勝手に進むゲームは惰性で続くものだなぁと実感。
しかし萌。(もえたま)は謎要素の塊だし、エルドラドは無課金では苦しすぎる。
そんな中、聖痕のエルドラド本スレで名前が挙がっていたので、試しにやってみることに。

そこは、エルドラドとは比べ物にならない程に優しいブラウザゲームとなっていた。
同じ運営開発なのにどうしてこう差が出たのか。
まぁ、こちらの方が新生ではあるが……主に「話題のクソゲ」と呼んでいる。

remuria_1.jpg
ゲームの流れとしては、よくあるブラウザシミュレーションゲームと同じ。
施設を作り、収入を増やし、施設のレベルを上げたり、味方を増やしたり……
その味方で部隊を編成し、遺跡を探検する、というのが大まかなものになっている。

remuria_2.jpg
遺跡探検は、スクリーンショットを見てもらうと分かりやすいと思うが、
各エリアでの戦闘に勝利すると、次のエリアに進めるようになり、
最後のボスを攻略すればステージクリアとなり、新しい遺跡や新しい難易度が開放される。

remuria_3.jpg
戦闘は、戦略シミュレーションゲームとなっている。
聖痕のエルドラドでも同じようなシステムだったが、
あちらは1人のユニットが数千の兵士を保有するのに対し、
こちらは1つのユニットが3人の味方を保有するようになっており、
より多くの味方を有効に扱うことが出来る。
勿論、自動で戦闘を行うシステムも存在していて、
自動戦闘の場合は味方のステータスを合計して戦闘が行われる。
自動戦闘は損害が大きくなりがちなので、序盤は手動戦闘が良いだろう。
逆にゲームが進み、味方のHPを回復させる資源の収入が増えてきたら
自動戦闘で手軽に進めた方が楽である。

remuria_4.jpg
そしてこのブラウザゲームで一番の特徴は、
ストライカーと呼ばれる顔ありキャラの入手難度の低さだろう。
レアキャラの好感度を上げることで、そのキャラのストーリーが見れるというのはよくある話だが、
このゲームでは、オムニと呼ばれるモブキャラにアイテムを使用することで、
ストライカーに変化させることが可能になっている。
レア数値は別に設定されており、同キャラでもレア数値が1~9(10)まであるが、
レア数値によるストーリー変化というものは存在しない。
そのため、レア数値が低くても進化用アイテムさえ入手出来ればキャラのストーリーは見れるのだ。
このアイテムは遺跡クリア時にも手に入り、序盤から様々なキャラのストーリーを追うことが出来る。

勿論、基本的にオムニよりもストライカーの方が能力が高く、
またレア数値が高い程、能力補正も高く付くため、
レア数値を気にしなかった場合は、そのキャラはストーリーを見る専用のキャラになってしまう。
「じゃあレア8とかレア9は課金でしか出ないんだろ?」……そんなことはない。
味方を入手する際に消費するゲーム内通貨の種類によって、
出現するレア数値の範囲が変化するのだが、
戦闘やクエスト報酬で出る「名声」を使ってストライカーを入手することで、
確率は低いが、ちゃんとレア9も出るようになっている。
remuria_5.jpg
この「名声」、ゲームが進めば進む程入手量が増えていくので、
ゲームをやり込むほどレア数値の高いキャラを入手出来る確率が(相対的に)増えることになる。
しかしレベルアップ時の能力振り分けにも名声を使用するので、
序盤は名声で上手くレア5~レア6のオムニを引き、それをストライカーに進化させるべきだろう。
序盤からストライカー目当てで引くのはいろいろと宜しくない。

このゲームの欠点といえば、無課金だとアイテム枠やキャラ枠が圧迫されることか。
あと、戦闘画面でミニキャラを動かす仕様上、他の絵師が描いたキャラが登場することはない。
戦闘難易度も、自動戦闘で数ゲーすれば中盤まではどうにかなる作りにはなっている。

どこぞの聖痕のなんとかとは違い、無課金でも楽しめる仕様になっている。
ブラウザゲームを始めてみたい、という人はこれから手を付けてみるといいかもしれない。

以下項目別評価

ゲーム性:3
ブラウザゲームの基本は大体網羅してある。
戦略シミュレーション戦闘はそこそこ面白く、三すくみを射程で表現してあるのも面白い要素の一つ。
能力がレア数値に依存するお陰で、レア数値が高いオムニさえ出せれば
気に入ったストライカーに進化することで、高い能力のキャラを簡単に作り出せる。
総じて遊びやすいゲームシステムになっていると思われる。
ただし運が悪いと何時まで経っても次のエリアに進めない場合もある。

独創性:2
やってることは大体他のブラウザゲームと一緒なので、特に独創的ではない。
レムリアでしか出来ない要素というものがあまりない気がする。
都市防衛とか結局戦闘だし。

グラフィック:3
キャラ別にマップ上でのミニグラフィックが用意されており、
それらがひょこひょこ動いているのはとても可愛らしい。
しかしそれが枷となるか、イラストレーターに幅を効かせる、ということが難しいだろう。
実質3.5。

音楽:1
戦闘時は特に酷い音楽が流れるので、常時off推奨。

やり込み:4
大体どのブラウザゲームでも同じようなやりこみ度合いが必要である。
ブラウザゲーム全体としての長所の一つか。

見抜き:3
キャラのイラストを見て出来るかどうかによる。人による。

課金度:4
課金依存度が低いのはレムリアの大きな特徴だろう。
無課金でもレア9出るわ、通貨さえあればオクで進化アイテム手に入るわ(全部ではないが)
キャラ枠やアイテム枠が埋まってしまったりしてしまうのはキツイが。
ちなみにこちらでもガチャ絞りはされているようだ。課金するならまず枠追加を。

必要スペック:4
実質3.5?
ブラウザで動作するゲームだが、聖痕のエルドラドよりは重い。クソたま程ではないが。
なおブラウザゲームは基本的にGoogleChromeでプレイすると軽いみたいだ。

運営:4
まだ良心的な運営だと思える。

民度:4
全チャで会話が行われる程度。


スクリーンショットは公式ページのライブラリより拝借致しました。


・燐光のレムリア 公式
http://lm.ujj.co.jp/

・燐光のレムリア wiki
http://wikiwiki.jp/lop/

・燐光のレムリア vip wiki
http://wikiwiki.jp/viiiplemuria/
ネタ豊富

【MORPG】ファンタシースターオンライン2


2013.03.03.Sun.19:49
ファンタシースターオンライン2

pso2_logo.jpg
(C)SEGA

プレイ期間:オープンβから300時間+α程度
プレイ料金:無料
現在までの課金額:3000円

運営:SEGA
ジャンル:MORPG
プラットフォーム:PC・PSVita
ゲームガード:nPro
備考:自キャラ系
起動方式:ランチャーから
プレイ人数:1~12人(1PT4人まで)

評価
ゲーム性:3
独創性:3
グラフィック:4
音楽:3
やり込み:4
見抜き:5
課金度:2
必要スペック:3
運営:2
民度:3

家庭用機における初めてのMORPG、「ファンタシースターオンライン」。
PSO2は、その「PSO」のナンバリングタイトルの最新作である。

ファンタシースターシリーズは、複数のシリーズが存在していたが、
当のオンラインシリーズは2005年のPSOEP4を最後に途絶えていた。
そして、ユニバースシリーズが始まるわけだが、ここら辺はKOTY参照のこと。
それからPSU(ユニバース)→PSPo(ポータブル)→PSPo2(ポータブル2)という大復活を遂げ、
その後、完全新作として基本無料を謳った「ファンタシースターオンライン2」が登場した。
PSO代の古参プレイヤーは勿論のこと、PSOを知らない新参プレイヤー達も期待を膨らませていた。

しかしながら蓋を開けてみれば……

・スケド(復活アイテム)欲しいなら課金してね!
・アイテムトレードしたいなら課金してね!
・倉庫ちっちゃいと思ったら課金してね!
・部屋欲しいなら課金してね!
・つまるところお金欲しいなら課金してね!

確かに……本当に確かに……
ゲームの本質は無課金で楽しめるという言い分は間違ってないが……

これを「やっぱり課金ゲーじゃん」と捉えるか、
前代PSOは月額制だったし、無料で出来るだけ良いと捉えるかは人次第。
(月額だと問題のある人間をカット出来るという利点もあるので、それでも良かったという声もある)

個人的な感情だが、正式始まって暫くは中身がペラッペラだったのが問題。
βでレベルキャップ30は分かる……分かるが、正式で上限が10上がりました!ってのはどうなの?
上がるだけマシだが、10程度で満足できるか!そこからの飽きは早かった。
現時点(2013/03/03)までのレベル上限は55。中途半端すぎる。
レベル上限開放オーダー(クエスト)も達成せねばならないのだが、
上限が低かった頃、すぐにレベル上限に到達してしまったユーザーは
「EXP FULL」の文字をひたすら眺めつつ、キャップ開放を待つ苦痛のような状況もあった。

ついには「中身の薄さを感じさせたくないための仕様」とか
「(ユーザーが決める)無限の冒険」ではなく「(運営が決めた)無限の冒険」とまで言われる様子。
48の無課金殺しの一つ「無情なる売値1/4」を始め、
(運営による市場インフレ対策。結果インフレは止まらず(笑))
どうにもSEGAは思考が未来に生きているらしい。

現在での有効な金策は全部マイショップに掛かっており、
マイショップは課金以外で利用できる手段は限られている。

……と、ここまでツラツラと個人的な不満を書き殴ってきたが、
勿論PSO2ならではの利点や面白い点も存在する。

やはりMORPGというシステムと、程よいアクション要素は高い中毒性を持っているし、
運営の推すキャラクリエイトも、多種多様な項目が存在し、開発の拘りを感じる。
男性キャラならまだしも、女性キャラの場合は、メイキングに数時間掛かること請け合いだ。
自分のアイテムを売りに出せる「マイショップ」システムは、PSO2をクソにした癌要素とも言われているが、
逆に「金さえあれば好きなアイテムが買える」という利点があり、
課金服ですら、マイショップで売りに出されていたらゲーム内通貨で買えてしまう。アホみたいに高いけど。
(ただし、現在では金を稼ぐのが非常に難しくなってしまったが……)

何よりアクション要素は単純に面白い。
マップを縦横無尽(というほどでもないが)動き回れるのは面白い。
敵の攻撃をタイミングよく回避するのも面白い。
弱点に飛びかかって攻撃するのも面白い。

しかし、アクション要素を全力で楽しめる程にシステムが洗練されていないのは痛い。
謎の多重ヒットにより即死したり、ガードがめくられるかめくられないかがよく分からなかったりと
一部のボス戦は正直苦痛すら感じられることも。
ただこのゲーム、いやPSOの本質はMORPGな訳で、新規のアクション要素が
おざなりになってしまうのは致し方ないことなのかもしれない。
だからといって、そういうおかしい点に何もしないというのも問題ではあるけど。

ここまで割と叩き気味な評価で、自分は良くPSO2をクソゲークソゲー言ってるが、
個人的には悪くないゲームという評価をしたい。
良作ではないが凡作でもない。かと言って怪作でもないし快作でもない。
「いろいろと惜しいゲーム」というのが一番しっくり来る。

現在は、Vita値下げと同時にPSVita版のサービスが開始したため、
Vitaからの新規プレイヤーはかなり増えたはずである。
今までの個人的な体験から、あまり人に勧めるのに気乗りしないゲームだが、
始めてみるなら今が割といいタイミングではなかろうか。

どうでもいいが、Vita版のチャットの仕様はクソである。

以下項目別評価。

ゲーム性:3
MORPGとアクション性が融合した形は高い中毒性があるというのは前述した。
ただ無限の冒険を謳うMORPGとしては面倒臭いことばかりさせられるし、
アクションゲームとしては洗練されていないシステム面が突っかかる。
楽しめないわけじゃないが、細かい点で不満が多くなるのは許し難い。
自キャラに愛を持てるか否かが割とこのゲームの評価の分かれ目になると思われる。

独創性:3
大本のシステムとしてはオンラインシリーズをベースに、
ユニバースシリーズの要素(と申し訳程度のアクション要素)を組み込んだシステムとなっている。
そのため、プレイ感覚は新鮮だとしても、やってることはPSO、PSUと殆ど変わってない。
キャラクリエイト(特に女性)の深さはPSO2の大きな魅力で、公式もそれをプッシュしている。
確かにある意味で独創的な要素の一つと言えるが、
結局は似たようなクリエイトに落ち着いてしまうのはちょっとした難点。

グラフィック:4
どれを取ってもそこそこ高い水準で纏まっている。
服装のセンスについては少々の疑問が残るが……ここで語ることではない。

音楽:3
緊急クエスト時の音楽はなかなか良い感じ。それぐらい。
あとは昔の曲をマイルームで聞けたりする。
記憶にはあまり残らないが、良質なサウンドであることは間違いない。

やり込み:4
マターボードという、アイテムを回収することでストーリーが進む形なので、
ストーリーを進めるのにすごく時間がかかるじっくり進めることが出来る。
また、クラス別にレベルが設定されており、
レベルキャップまで到達するのにも時間がかかるので長くプレイ出来る。
また、アイテムを売却して入手できる金額が少なく時間がかかるので
じっくりコツコツお金を貯めて長く薄く引き伸ばされた内容をプレイ出来る。

見抜き:5
PSO2最大の魅力にして最後の砦である。
見抜きに便利な服装・設定、幅広いエモーション、リアル調とアニメ調が上手く融合したキャラモデル、
不特定多数の人間が存在するロビー、入室制限が可能なマイルームと、
見抜きを手助けしてくれる要素は大量にある。
さらに、キャラクリエイト画面では下着になれる。ヤバイ。
上手くやれば(自分のクライアント上でのみ)下着で走り回れるらしいが、詳細は知らない。
不満点といえば、課金服が異常な程高いことと、服装が全身一式タイプなことと、カメラの仕様。
しかし、課金服を着た人で失敬すればいい話な上、店売りの服でも可愛いものはある。
広義的にも狭義的にも見抜きに対応し、高い自由度を持った素晴らしいゲームだと言える。
ただし幼顔だけはやめておけよ。あれ気持ち悪いから。

課金度:2
公式の通り、ゲームの本質は無課金でも楽しめる。
言い換えれば、ゲームを満足に遊びたいなら課金しろということ。
マイショップ(月700円)があれば非常に金策が楽になってくる。
ゲーム内通貨さえ用意出来れば課金服も買えるので、課金するならマイショップ利用権から。
または所持アイテム数増加を買うべき。
余裕があるならプレミアムユーザーになっても良いだろう。

必要スペック:3
プレイするだけならそれほど高いスペックは必要ないのだが、
アクション要素がある以上、どうしても比較的高めのスペックが無いと厳しい場面もある。
せめてグラフィックボードは欲しい所。

運営:2
あまり良い評価はしたくない

民度:3
実に多種多様なユーザーが存在するが、
基本無料ネトゲはキチガイの割合が高いのは相変わらず。



あー、NPCの薄い本もいいけど普通のプレイヤー服の薄い本無いかなー。
PSO2のえろほん的な感じで。



・PSO2公式
http://pso2.jp/players/

・PSO2wiki
http://pso2.swiki.jp/
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